僕らの進む道

癒したい










始まりは従兄弟の龍の家に泊まりに行った日の事だった



お母さんと伯母さんが仲が良い姉妹で


よく遊びに行っていた



でも龍の友達とは会ったことなく


伯母さんも友達が居るのか心配するほど


家に遊びに来る子は居なかったらしい




そしたら龍が


「あー、なんか一目置かれてるんだよ俺」


って言っていた


その話を聞いて納得した


うちの母方の家系は何故か美形が多いらしい


私も美形と呼ばれる部類に入ると言われるのだが意味がわからない


私は美形じゃない



龍の容姿端麗さは私の中学でも有名だった




まぁそれ程友達と呼べるものは少なかったのだと思う








< 295 / 298 >

この作品をシェア

pagetop