Darkness love2
私は、急いで振り返る。


しかし、ナイフの刃はすでに私に向かってきていた。


「サキっ…!」


珍しく焦ったようなジンの声。


「さ、サキちゃん!」


リュウも半端じゃないくらいに驚いている。


だけどね?


「タク…タクこそお腹ががら空きよ?」


私はナイフをギリギリでよけ、タクのお腹を殴る。


だか、それは後ろに飛び退いたタクに避けられてしまった。


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