ふんわり系男子が考えてること。





『お、おはよ。彼方くんっ』




『おはよ、もも』





彼方くんはもう学校にきてて
自分の席に座っていた。



なんか昨日の彼方くんより
キラキラして見える。



彼氏?だからかなっ





『あ、もも、念の為 言っとくけど
昨日の責任とってねっていうのは
付き合ってって意味じゃないからねっ』



『‥‥へ???』




ええええええ!!!!ちがうんかい!!!
あんなに昨日どきどきして悩んで
うふうふしたのにちがうんかい!!!




私は目をくるくる回しながら
いつもの可愛い笑顔の彼方くんに
質問した。




『‥‥じゃあどうゆう意味なの?』



『んと、ちゃんと俺の気持ち知ってて?
みたいなっ ははっ』





特に意味なかったんかい!!

あと、最後の爽やかな ははっの
笑い声可愛すぎっ




『ごめんね、混乱させちゃって‥‥』




いろんな感情で混乱してる私の頭を
彼方くんはぽんぽんっとたたいた。



そのあと、私の耳に口を近づけて





『ちゃんとももが俺の事好きになってから
付き合いたいんだけど‥‥っ』



『え/////』




もう70%くらいグラグラしてるよ!!///


てか、そんなん意識しちゃうじゃん!!





『昨日、キスしちゃってごめんね!
反省してるから許してっ?』


『ゆ、ゆるします!!』




こうゆうしかないでしょ!!

もう!そんな事言われたら
昨日のキスが頭にフラッシュバック
してきちゃうじゃん!!



もしかしてこれも彼方くんが
私を落とす作戦!!!?




『これから覚悟してねっ
ももに好きになってもらうために
頑張るから、俺』




コクコクコクッ




ぜひ頑張ってください!!

当分、彼方くんのハート攻撃で
幸せでいられるから!





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