傷だらけの龍に恋をした。


「うん。リオだよ、レツさん。」



勢いよく引き寄せられた体



そしてきつく抱き締められた



レツさんの体は震えていた



それをなだめるように腕に力を入れた





「好きだ…。 好きだ、リオ…」



ゆっくりと離れる体


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