傷だらけの龍に恋をした。


そう言われ仕方なく乗った車。



その車の窓はスモークがかかっていて

外が見えなくなっていた。



なんとなく気まずい雰囲気になり



黙って窓の外を見つめていると……




「暇だろ」


「えっ?」


「もうちょっとしたら、どっかに集まるか

らそれまで待ってろ」


「はい。」


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