とろける1/2 かぼちゃプリン


うさぎ店長の姿が見えるなり完全に素に戻ってしまった私は声をはりあげると一瞬…辛辣な空気が漂った。


「あ……。いやあ、そんなに待っててくれたなんて…星くんにしては珍しいねー!」


なんだかおかしいぞ…とはうすら思いながらも…うさぎ店長は私の寝ているベットへと近づいてきたのに私はハッ…と我にかえりあわてて取り繕う。


「あっ……!! …っていうかーおっせーんだよ!!」

「「―――ぶっ!!」」


さっきとはうってかわった横柄な態度で取り繕うのをみて名雲くんはこらえきれずにふきだした。


「名雲!!いったいどーした!!」


その様子に周囲の感心は彼に集まり私からそれたのをみてほっと胸をなでおろした。







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