とろける1/2 かぼちゃプリン


「………んんっ………。」



寝返りをうつのと同時に隣の仕切られたカーテン越しから聞こえて気づき戸惑う。


「皐月ちゃんも…一緒に倒れちゃったんだって??」


私の近くに歩みよったうさぎ店長はカーテンで仕切られた向こう側をみつめたのに私はうさぎ店長の袖を引っ張り周囲の目がそらされてる合間に小声で囁いた。


「――私が皐月です。 どーゆうわけかまた入れ替わってしまったみたいで……。」



「えっ………??」



咄嗟のことでうさぎ店長は目を丸くして星くんだけど中身私をじっとみつめて半信半疑ではあったものの私が星くんの口元に指をあてて懇願する様子にただ事ではないことを悟ってくれたのか困惑していた。








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