とろける1/2 かぼちゃプリン
「ど……どうして……??」
「それが…目覚めた時にはこんな感じで…!!」
周囲の目を気にしながら小声で事の真相を尋ねるうさぎ店長に簡素に答えた時…昼の終わりを告げるチャイムが校内に鳴り響いた。
「あっ…!!もう時間だから…自分たちは教室に戻りますね!!
二人ともお大事にーー!!」
「あっ……あり……おうっ!!」
「星さまお見送りしたかったのに残念!!」と単さまと藤森さんがぼやくなか……まあまあとなだめながら一人状況を察する名雲くんに宥められてひとまず付き添ってくれていた篠山くんとともに保健室を騒々しく去っていくのを見送った途端力がぬけ大きな吐息をついた。