とろける1/2 かぼちゃプリン
「すみません……!!湯元皐月の家のものですが……!!」
ザワザワと保健室を去る声と入れ替わり活発な女性の声が部屋に響き私とうさぎ店長は顔をみあわせその声の主に思い当たり声をそろえて呼ぶ。
「小春さん!!」
その声に気付いたのか女性は私達が眠る目の前のカーテンを開いた。
「なんで小春さんなんて…普段聞きなれない言い方でよぶわけ??
相当…頭やばいとこうったか………。」
「よかったーー!!小春さん!!すごく会いたかった!!」
眉間に皺をよせて見かけ星くんの言動を疑う小春さんに思わず私は今の現状を忘れて思わずベッドから飛び出して小春さんに抱きついた。