とろける1/2 かぼちゃプリン
甦る記憶とともに突然……胸をしめつける痛みに呼吸もまともにできずに俺は身をかがめジリジリとやける黄金の砂を握る。
―――なんだ……!!この痛み??
いままでに身に覚えのない痛みに俺は戸惑いながらなんとか顔をあげると金色の砂嵐がまるでオーロラのように降り注ぎやがて地上を焼き付ける先に蜃気楼なのかゆがんで建物がみえた。
――どーなってんだ??
不可解な現象に戸惑いつつも増してくる胸の痛みと呼吸すらも乱れて思考すらもおぼつかない。
そんな俺に追い討ちをかけるようにオーロラのような金色の砂嵐はだんだん近づいてきて打ち付けられた。