とろける1/2 かぼちゃプリン
なぜか……自分の横腹に凄まじい痛みか走った。
その男性は一瞬片足を地面についたけれど……やがて立ち上がり応戦しはじめるけれど…焼けるような痛みが全身にはしりそのまま倒れそうになった背後から抱き止められた。
「な………ぜ………??」
苦しそうに呼吸をみだしながら声を絞り出すと先ほどの悲しそうな表情から安らぎの笑顔をうかべた。
「私……もうどこにもいかない…。あなたといっしょいたいから……。」
そーいって彼女は小瓶を口に含むとその男性の口におしあてると口のなかに液体をふくまれそのまま喉に流し込まれる。
それと……同時に不思議と痛みがひいてきて彼女の顔がうっすらとまぶたにうつった。
「そんなのだめだ……。君にはいくところがあるのに……。」
彼女はそんな男性の頬を優しく両手で包み込む。