とろける1/2 かぼちゃプリン
「クラス表見た??」
「ううん……。まだ、教室のとこに張り出してあるみたいだから見に行こう!!」
「あっ……!!あのさ!! 皐月………!!」
クラス表の掲示板に気をとられている皐月の腕を無造作にたぐりよせた。
「俺、皐月の事好きだ……。
入学とかで俺から言うって前、約束したのにうまく伝えられなかったし今回だって単お嬢や変なギャラリーたちに阻まれて言えなかったかけど…ずっと言いたかった言葉だったからだから何があっても付き合っていこうな!!」
思いっきり赤面しながら皐月に思いの丈を伝えた星のひた向きさに頬を赤らめて皐月はうれしそうに微笑み頷いた。
皐月のその表情にほっとしたのか星は皐月の手を固く握るとクラス編成表に仲良く足を運ぶ。