とろける1/2 かぼちゃプリン


「……ちょっと待って…あのかぼちゃプリンに混入された例の魔法の粉の分量はいったいどうやって分析されたものなの?」


さっきから奇想天外な話に困惑しながらも解釈しようと気を落ち着かせながら眠る二人をみつめた。


「魔法の粉は液体を溶かして分量を薄めると文献には書いてあり…その二人が服用したあと体に分泌された成分から魔法の粉だけを検出した。文献どおり魔法の粉はカラフルな小麦粉の成分をしていたからまずは軽い分量をはかり復元したんだ。」



「でもそれがどうして悪用されることになったんだ。」


うさぎ店長のつっこみにうっとつまりDr.哲は項垂れた。


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