とろける1/2 かぼちゃプリン


張り出されたクラス編成表の周囲には入学式を終えた新入生達でごったがえしている中を二人は合間を抜けてクラスを確認すると…………。


「あっ!! 星くんと同じクラスだ!!」


「えっ!!マジマジ!!」



クラス編成表にいち早く名前をみつけた皐月が嬉しそうに声を弾ませ星もくぎいるようにみる。


どうやら二人は同じクラスにもなれたようでひとまずほっと肩を撫で下ろし人混みの中をでて教室へと向かう。



「1年F 組かあ………クラス編成って入試試験順だとばかり思ってたからまさか皐月と一緒のクラスなんて思わなかったよー。」


隣を歩く皐月に照れ笑いを浮かべ星は皐月の手を握りしめた。


「あっ………そうみたい!!ちなみに今年からE組とF組に入試科目試験で上位だった人をランダムで編成してある特待生クラスみたいよ。」


「えっ!!まじで!!……じゃあ何で俺F組なんだろう??」



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