とろける1/2 かぼちゃプリン
皐月の教えてくれた情報を聞きまさか、自分が
特待生のクラスに入れたという事実に驚いているうちにF組の教室へとたどり着いた。
「それは……なんといっても100%皐月ちゃんのお陰ってもんじゃないですか?」
教室に入る寸前の真後ろから突然ふられた話し声に俺はどこかで聞いたような……………と不意に星は背後を振り返った。
「こんにちはーー!! 高良くん!!」
「ぎゃあああっーーーー!!まさか喜多 名雲〈キタ ナグモ〉!! 」
勢い余って絶叫したまま近くの席に思わずぶつかり驚きを隠せない様子の星に愛嬌たっぷりの小悪魔的な笑顔を浮かべながた喜多 名雲はどーも……と軽く会釈した。
「何だって……ここにお前がいるんだよ!!意味わかんんねーだけどぉっーーーー!!」