とろける1/2 かぼちゃプリン
「ごめんなさい……!!いま起きたばかりでいったいどういった状況なのかまだわからなくてさ……。」
抱き締めるショコさんの腕をはがす様子が姿見に写り混み
私はいま星くんとして存在していることを思い知らされるがショコさんさんは私達の状況なんおかまいなく話かけてくる。
「そっかあ!! 道場で倒れたっきり…ずっと意識が戻らないってパパからきいてほんと心配したんだよー!!
皐月ちゃんも一緒に倒れたみたいで…小春姉御が彼女の家に連れ帰ったらしいよ!!
皐月ちゃんも大丈夫かなー! なにせ彼女は期待の女子剣道部の期待の新人だからねー!」
いきさつを天真爛漫に明るく話す彼女と先ほどのティリーの朗なか笑みが重なり自分が彼女に対して感じている複雑な気持ちに嫌気がさしてきた。