とろける1/2 かぼちゃプリン


追っ手の連中はすぐにその女性と仲間を囲み始めたのをみて俺はまた空に高く矢を放つと一本の矢は今にも女性を掴もうとしていた駱駝の前に放たれ砂にうちたったのをみて怯んだのみてその女性へと歩みより手をとる。


―――今までにみたことのないブロンドの綺麗な髪を布地で覆い虹彩(コウサイ)を放つブルーにもグリーンにもみえる美しい瞳には恐怖か涙で潤んでいたのに引き込まれた。


……皐月………だけど皐月じゃない?






< 201 / 304 >

この作品をシェア

pagetop