とろける1/2 かぼちゃプリン


「おい!!そこの姉ちゃんの連れも一緒につれてきた方がいいのか?」


追っ手の群れから掻い潜り俺と彼女の様子をみた篠山似の異国の人、ウセルケペルカーは剣をかざしながら尋ねたのに頼み笑顔をむけるとしゃーない…といった感じで追っ手の群れに突っ込んでいった。


「君の仲間の人も大丈夫だから…!!」



それを見るや否や俺は彼女を守るように駱駝の手綱をひきウセルケペルカーと仲間達にあとは任せてひとまず宮殿へと駱駝を走らせた。



幾度か言葉を話しを試みたけど…彼女は解読不明な言葉で返してきたが彼女が「助けてくれてありがとう…。」という心をこめた言葉は全身から伝わってきた。

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