とろける1/2 かぼちゃプリン

姉貴の言葉に俺はさっき渡されたメモ用紙に目を落とすと喜多 名雲の電話の番号がしたためられている。


「う、うん…。あいつも篠山も私立 陽炎聖堂学園 高等部に入学しててまさかの同じクラスだったんだけど……っていうかあいつ……星くんのおつかいとかまた変なこといってるけど…皐月にあったってこと??」


喜多 名雲と篠山 太一が同じ高校でクラスだったのを姉貴に話ながら何気にさっき姉貴が喜多 名雲から頼まれた伝言が気になり問いかけると姉貴は泣き止んだ甥っ子を抱きながら「そーいってたわね〜。」と頷いた。









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