とろける1/2 かぼちゃプリン
声をかけたいけど…なんて話かけていいかわからないまま私はこっそりベランダの上からおりてその様子を見守るしかできずにいると…その1人がセティに刃物らしき銀剣をつきたてたのに私はとっさに…「あっ……!!」と声をあげてしまった。
「誰だ!!」
私の声を危機逃さなかったその1人は私にむかって怒号の声をあびせる。
私から注意をそらそうとセティは何か言葉をいってその怒号をあびせた人物を睨む。
両者激しいにらみ合いのあと…怒号の声をあげた人物は舌打ちをしてその場から去っていくと…いきなり私のいるバルコニーまで突然上ってきた。