とろける1/2 かぼちゃプリン
「このことは…誰にも言わないで??」
不思議そうに頬を何度もこするセティに私は懇願すると彼は私をじっとみつめた。
「君の声…初めて聞いたよ。言葉も話せるようになったんだねー。」
他に何か聞きたそうだったけど…セティは私に微笑み伝えた。
「君が逃げていた理由も…もしかしてこの傷口を治す作用に繋がる?」
多くを求めずセティは昼間追いかけられていた理由を尋ねてきたのにゆっくりと頷いた。
「そっかあ……君の仲間も無事助けて別のとこにとまってもらってる。」
「もしかして…そのせいで…さっきの人達に何か言われてたの?」