とろける1/2 かぼちゃプリン


「待ってくれ…!!」


必死で腕を伸ばし彼女の腕をつかんで声をあげるとびくり…と前ゆく彼女は足をとめた。


「妹の言葉…わかったかはわからないけど……今はここにいてくれないか?」


何を言いたいかもう頭のなかごちゃごちゃしててわからなかったけど俺は思い付く限りの気持ちを言葉にして伝えた。



「ごめんなさい……。迷惑…かけるつもりないの…。
このままここにいても迷惑ばかりかけちゃうと思うし…。」


「そんなこと気にしなくていいよ!!俺だって君に迷惑かけるかもしれないしさ…。」



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