とろける1/2 かぼちゃプリン


「「びっくりしたぜ……!!マジで驚かせるなよ!!
心臓にわりいよ……。」


いつからそこに姉貴がいたのかもまったく気がつかなかった俺は…姉貴の存在に驚いたのと気を焦らせて机のスマホをポケットに押し込んだ。


「さっきからいたわよー!! あんたが自分から目覚めにピアノなんて弾くなんて珍しいからねー!!
しかも…あんた…何ひいてるの?自分で作曲でもしてるの?」


興味津々ににたり…と何か企んだ顔で質問責めにする姉貴にごまかすように舌打ちして言葉を遮った。


「別に……なんでもいいだろう!! 俺だって……朝からピアノ弾きたくなることくらいあるよ!!」

< 292 / 304 >

この作品をシェア

pagetop