とろける1/2 かぼちゃプリン
姉貴に一喝され俺は…力任せに握りしめた腕をとき謝った。
「……それでもう一度きくけど……どーゆうこと??」
俺の醜態に何かあると…察した勘のいい姉貴は問いかけてきたのにどーいっていいかわからなかったけど…最近、見ている夢の話や夢の中に現れる女性が琴で弾いていた曲だということを伝えた。
「びっくり……なんだけど……一番…びっくりなのは…あんたがその女性の曲を一回で覚えたことだわ……!!」
「どーゆう意味だよ!! しかも…驚くとこそこかよ!! だから…話したくなかったんだよー!!」
姉貴から返ってきた皮肉めいた言葉に俺はふくれると…姉貴はまた顎に手をあてた。