とろける1/2 かぼちゃプリン
慌てて教室に飛び込んだせいか…クラスメイトに何事かと注目を浴びるなかひとまず「おはよ…。」と挨拶だけして星の席にたどり着きそのまま机に突っ伏した。
「高良くん、おはようございます!!」
愛嬌ある笑みを浮かべて近づいてきた声の主に気付き…ちらり…とみあげる。
「―――今日も高良くん!!休みだと思ってましたよー!!
皐月ちゃんは休みですか?」
平然と何もなかったように話を続ける喜多 名雲の様子にひとまず安心して「さあ?」と…中身の皐月は外見、星のふりしてしらばっくれた。
「一応…LINEでは来るって話だったけど…どうかな?」