【短編】秘密の図書室
「そっか…美羽は俺のこと好きだからキスしたんじゃなかったんだ?」




「…違うよ」




「え?」




「違う。私は旭が好き!でも旭はキスしたかっただけでしょ?だからこんなのダメだと思ったから」




そのまま図書室を出て行く




これで、もう旭とは…





「待って!」




図書室のドアを開ける寸前




旭の声がした





「どうし…んん!」




焦ってるような慌てたキス




そんなキスでさえも、恋しく思う




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