【短編】秘密の図書室
と同時にプニッっていう唇に違和感





「今日はしないんだな」





「岩崎くん!起きてたの?」




女の子でも通じる大きめの目が少し笑って細くなる





「そりゃ、キスしてくれるかなって」




「……」





もしかしてキス魔!?




「美羽、岩崎くんじゃなくて旭って呼んでよ?」





「あ…さひ?」




「そー、恋人同士なんだし」




恋人…か




「私達、付き合ってるの?」




私の言葉に、岩崎く…じゃない、旭はムッとする
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