恋愛成就
勉強して、約2時間
携帯の通知を知らせる音がなった。
相手は知らない人。

開くと…

【今日はごめんね。話してて楽しかった
蓮琉】

なんて読む?は…る?
…誰だっけこんな人いたっけ
んー…ん?
佐久間蓮琉…は、る。
えぇ!?佐久間さん??嘘。
なんで、知ってるの?私の…

【昌希から聞いちゃった。ごめん 蓮琉】

聞いちゃっただと?…昌希くん、余計なことを
返信しない。勉強中なんだ。
勉強している間も何回か鳴っていた。

「今日はここまで」

勉強をやめベッドに横になり、携帯の通知を見ると

【なんで返事くれないの?】
【待ってんだけどー。】
【ねー、俺のこと無視すんなよー】

…無視してねぇよ。勉強してるのに邪魔しやがって!!!
もう、いい加減にっs
【…好きだって気づいてないわけ?】

何なんだよ…いきなりそんな風に言って

【…うるさいです。嘘はやめた方がいいですよ 愛麗】

【お!返信ありがとう!!…嘘じゃないよ本気の気持ち。
気づいて欲しいけど。それは面と向かっていうよ。】

…寝よう。これも、紗姫に話そう明日。
自分の気持ちなんて知らない。
ましてや、佐久間さんの気持ちなんて。
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