恋愛成就
「おーい、二人とも起きてっか?」

「蓮琉さん、もう夕食の時間なの?」

「あぁ。…行くぞー」

夕飯は、皆で食べて…終わってから紗姫と昌希くんの部屋に集まった。

「こうやって、出かけられて嬉しい!」

「私も!!蓮琉さんのおかげだね!」

「…あいちゃん、ますます虜になったね蓮琉さんの。」

「え?…あ、うん。」

「俺の方が愛麗の虜だから。…可愛くって仕方が無い。」

「デレデレし過ぎ。」

蓮琉さんがふざけるのを見るのも久々。
今年は初めて見る。
昌希くんと話してる時も…楽しそうだから私も楽しくなるんだ。

「愛麗、そろそろ部屋もどるぞ」

「あ、うん!」

…明日も、目一杯遊ぶぞー!!

「愛麗、二人で寝ないか?…一つのベッドで」

「…は、蓮琉さん!?」

「…ダメか?俺は、一緒に寝たい」

…そんな、子犬のような目で見られたら私は、はい。と言うしかないじゃん。

「いい、ですよ。」

…うん、これでいい。こういう時じゃないと見れない可愛さ。
最高だと思う。

「蓮琉さん、ち、近すぎです…」

「そういうのがいいんでしょ?」
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