恋愛成就
第7章
大人になる
蓮琉さんからのプロポーズから、また月日が過ぎ。
「愛麗!!聞いてよ!!」
「百合?」
…葉山さんのことを下の名前で呼ぶことになったり
親友と、呼べるくらいにもなった。
珍しく…テンションが上がっている百合。
「あのね…達弥くんとね?」
…なんか、すごい展開になったなぁ。
やっと、叶ったね百合。
そして、私たちは…卒業を控える2年生へと進級した。
より一層、授業は難しいしそれに…実習とかになるとキツイ。
…でも、どうしてもあの時の蓮琉さんが言った
プロポーズが…どんなときも離れなくて。
早く答えを出さなきゃいけないのかと思うばかりだ。
蓮琉さんは、催促してこない。
それが、蓮琉さんの優しさだった。
「卒業制作どうする?」
「…卒論の方が楽かな?」
そう、卒論って言うのを沢山耳にするけど
専門学校だけあって…卒業制作っていう、論文以外のものがある。
選べるところが面白いんだけど…
「ひとりじゃなくていいんだもんね。創ろうか」
「そうだね。それが一番だ」
…ってことで創ることにしたけど
私たちが学んだ技術からだと…なんて考えて。
私たちは、色々案を出し合った。
「…なんか、ずっと三人でいるよな」
「達弥が勝手にここに来るだけでしょ」
「あー、ひどーい」
…卒業かぁ。
たった、2年だけど…寂しいものは寂しいんだよ
濃い2年だったんだな。それだけ、充実していたんだと思う
どうしたら、上手くいくか…色々考えたりしたなぁ
そして…卒業式まで、約2ヶ月となり着々と卒業の準備をし始めていた。
「卒業…」
「百合は、寂しい?」
「うん。でも…達弥と、職場一緒になったし」
「一番いいよねそういうの。こういうのを学んでおいて、あれだけど…」
「愛麗は…蓮琉さんのところに永久就職?」
「ばか!…もう、そんな事言わないの!」
…いや、確かに学んだ事を生かせる場所には行くんだ。
でも…蓮琉さんはこれに反対してた。
絶対、大変だからって。でも、好きな仕事だもん。
説得して…渋々受けたって感じかな。
蓮琉さんは、近くにいてって言ってるけどね。
これから…近くにいられるよ!って言ってあげなきゃなぁ。
「愛麗…卒業式はさ、笑って終わろうね」
「もちろん!…多分ね?…もたないかも」
「えー…ひどいそれ。約束だからね!」
…結局、泣くんだろうけどね?
蓮琉さんみたら、泣けそうだよ。あと2ヶ月真剣に色々頑張ろう!
「愛麗!!聞いてよ!!」
「百合?」
…葉山さんのことを下の名前で呼ぶことになったり
親友と、呼べるくらいにもなった。
珍しく…テンションが上がっている百合。
「あのね…達弥くんとね?」
…なんか、すごい展開になったなぁ。
やっと、叶ったね百合。
そして、私たちは…卒業を控える2年生へと進級した。
より一層、授業は難しいしそれに…実習とかになるとキツイ。
…でも、どうしてもあの時の蓮琉さんが言った
プロポーズが…どんなときも離れなくて。
早く答えを出さなきゃいけないのかと思うばかりだ。
蓮琉さんは、催促してこない。
それが、蓮琉さんの優しさだった。
「卒業制作どうする?」
「…卒論の方が楽かな?」
そう、卒論って言うのを沢山耳にするけど
専門学校だけあって…卒業制作っていう、論文以外のものがある。
選べるところが面白いんだけど…
「ひとりじゃなくていいんだもんね。創ろうか」
「そうだね。それが一番だ」
…ってことで創ることにしたけど
私たちが学んだ技術からだと…なんて考えて。
私たちは、色々案を出し合った。
「…なんか、ずっと三人でいるよな」
「達弥が勝手にここに来るだけでしょ」
「あー、ひどーい」
…卒業かぁ。
たった、2年だけど…寂しいものは寂しいんだよ
濃い2年だったんだな。それだけ、充実していたんだと思う
どうしたら、上手くいくか…色々考えたりしたなぁ
そして…卒業式まで、約2ヶ月となり着々と卒業の準備をし始めていた。
「卒業…」
「百合は、寂しい?」
「うん。でも…達弥と、職場一緒になったし」
「一番いいよねそういうの。こういうのを学んでおいて、あれだけど…」
「愛麗は…蓮琉さんのところに永久就職?」
「ばか!…もう、そんな事言わないの!」
…いや、確かに学んだ事を生かせる場所には行くんだ。
でも…蓮琉さんはこれに反対してた。
絶対、大変だからって。でも、好きな仕事だもん。
説得して…渋々受けたって感じかな。
蓮琉さんは、近くにいてって言ってるけどね。
これから…近くにいられるよ!って言ってあげなきゃなぁ。
「愛麗…卒業式はさ、笑って終わろうね」
「もちろん!…多分ね?…もたないかも」
「えー…ひどいそれ。約束だからね!」
…結局、泣くんだろうけどね?
蓮琉さんみたら、泣けそうだよ。あと2ヶ月真剣に色々頑張ろう!