恋愛成就
「ここだよ。」
…カフェ?
緑で隠れている隠れ家的な感じ。
あまり、皆が来なそうなところ。わざわざ選んでくれたんだ…
「…綺麗なところですね。」
「俺のお気に入り。よくここに来て珈琲飲むんだ」
…こういうところ、かっこいい。
なんで、私に教えてくるんだろ。
22歳なんだから彼女くらいいるはずなのに
私なんかと付き合うとか…
間違ってるよね。
「間違ってないよ。愛麗、俺が好きだって言ってんだから」
「…へ?」
「心の声聞こえてますけど。」
「…あ、うん。ごめんなさい」
謝る必要ないって言ってくれた。好きだって言われてもな…
そんなこと、言われたことないし。
逆ならあるけど…
「そんな事言うやついたら、俺んとこ連れてこい。」
「…また、聞こえてました?」
「うん。はっきりと。でも、悩むくらいだったらちゃんと、言ってくれたらいいからな」
頼っていいんだよね…
「はい…お願いします」
「やっと、素直に答えてくれた。俺、嬉しい」
「…少しなら、信じてみようかと」
それで、いいんだよ。って優しく言った。
お茶をして…それから、少し買い物もして。
「これ、君に似合うと思って。どう?」
「ありがとうございます…いいんですか?」
「愛麗に付けてもらいたいの。ね?」
ハートとクローバーのチャームのついた可愛いネックレス。
佐久間さん、ほんとに優しいんだね。
「後ろ、向いて。付けてあげる」
付けてくれて、それから佐久間さんは、
正面に回って少し間を開けてから…
「可愛い。買って正解だ。」
って、言ってくれたんだ。
…カフェ?
緑で隠れている隠れ家的な感じ。
あまり、皆が来なそうなところ。わざわざ選んでくれたんだ…
「…綺麗なところですね。」
「俺のお気に入り。よくここに来て珈琲飲むんだ」
…こういうところ、かっこいい。
なんで、私に教えてくるんだろ。
22歳なんだから彼女くらいいるはずなのに
私なんかと付き合うとか…
間違ってるよね。
「間違ってないよ。愛麗、俺が好きだって言ってんだから」
「…へ?」
「心の声聞こえてますけど。」
「…あ、うん。ごめんなさい」
謝る必要ないって言ってくれた。好きだって言われてもな…
そんなこと、言われたことないし。
逆ならあるけど…
「そんな事言うやついたら、俺んとこ連れてこい。」
「…また、聞こえてました?」
「うん。はっきりと。でも、悩むくらいだったらちゃんと、言ってくれたらいいからな」
頼っていいんだよね…
「はい…お願いします」
「やっと、素直に答えてくれた。俺、嬉しい」
「…少しなら、信じてみようかと」
それで、いいんだよ。って優しく言った。
お茶をして…それから、少し買い物もして。
「これ、君に似合うと思って。どう?」
「ありがとうございます…いいんですか?」
「愛麗に付けてもらいたいの。ね?」
ハートとクローバーのチャームのついた可愛いネックレス。
佐久間さん、ほんとに優しいんだね。
「後ろ、向いて。付けてあげる」
付けてくれて、それから佐久間さんは、
正面に回って少し間を開けてから…
「可愛い。買って正解だ。」
って、言ってくれたんだ。