恋愛成就
「いますよ。兄が…今年22だったかな?
あんまり会話していないのでわからないですけど。」

「へぇ、蓮琉と同じくらいか。」

この姉弟の会話は飽きることない。
こういう時間が沢山あればいいのに

「ふぅ、たくさん話したね。じゃあ、夕飯作るから。
待っててね」


「…騒がしくてごめん。姉貴俺の話とか兄貴の話する度こうなるんだ。」

「楽しそうでいいじゃないですか。
私なんて何年会話してないか…」

「これを機に話してみるとか?なんてな」

「いいかも知れませんね。1度連絡とってみます」

蓮琉さんは、ソワソワしてた。
何かあるのかな?

「蓮琉さん?はーるさっ…っん…ぅ」
ちゅっ

「っ…ごめんっ。やっぱ、抑えられないよ」

「…蓮琉さん、何でですか。」

「え?…愛麗、泣いてる」

「なんで、キスするんですか!…しかもこんないきなり。
私、帰ります。…失礼しましたっ!((泣」

…弱い。自分が嫌いだ。
< 29 / 141 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop