恋愛成就
「…打撲、ですか。全身。」

「完治するのは少し先ですね、まず、歩けるのに1ヶ月はかかるかもしれないです」

「…わかりました。」

ベッドで、話を聞いてそのすぐあとに
蓮琉さんが来てくれた

「愛麗!!…よかった。」

「蓮琉さん、大丈夫ですよ。打撲ですって。」

「なら、いいけど。少し入院、かな」

「ですね」

蓮琉さんは、ちゃんと毎日来るし
もう、どうせだったら土日は泊まりたいとか言い出した。
多分、お兄ちゃんとか来てくれるとは思うけどわからない。

「愛麗、座るのも痛い?」

「はい…結構きついですね」

「そうか…食べ物は食べれそう?」

「はい…それは大丈夫です。けど
手が使えないんですよね」

「いいよ、俺が食べさせてやる」

ベッドの横で、蓮琉さんはリンゴを切り始めた
丁寧に切っていき…あ、うさぎ。
上手いなぁ…ほんとに。

「はい。あーん」

食べさせてもらうのって恥ずかしいな。
でも、この方が美味しい((笑
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