恋愛成就
「お待たせしました」

…凄い。青と白、水色の青系でまとまってる
蓮琉さんのは…ん?黒…かっこいいかも

「まず、一つ目だな。じゃあ次行くぞ!」

「うん!」

それから、蓮琉さんに洋服屋へ連れてかれた

「今日は、このまま夕食食べるつもりだから…それ用の服買わせて?」

「…いいんですか?」

いいの、いいの。って言って選び始める
何色にしよう、とか。どんな感じがいいのか、とか。色々考えてくれている。
蓮琉さんは、選んで私に渡した

「試着してもらっていいかな?」

蓮琉さんが選んだ服は…
淡い水色のワンピースで、上にカーディガン。何だろう、きちっとした感じにするのかと思ってたから何か意外で。
こんなに、カジュアルな感じでいいのかな
でも、可愛いかも。

「どう?着れた??」

「あ、はい。…どうです? 」

黙り込む蓮琉さん。
だめ、だったかな??…似合ってないけど言えないってな感じ?

「ごめんなさい。私、着替えます。」

「なんで?このまま行くんだよ!あー、でも買ってくるまで待ってて。
ここにいてね…だから、着替えて。
やっぱり、似合うよ!」

「…お世辞はいいです。」

お世辞じゃないって…とは言ってるけど
どうなのかな??
何とも言えないしなぁ。


「で、どのような所で食事を?」

「絶対、気に入ってくれると思うよ!
かしこまった所じゃないしね。」

「はい」
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