恋愛成就
「決めたぞー。」

「で、いつなの?」

「修学旅行明けの…12月19日」

「…あ、冬休み初日か。」

決まったってことは、もう逃げられない
蓮琉さんのこと、ちゃんと認めてくれるよね?
年上だけど、大丈夫なんだよね?
今更だけど心配になってきた
お母さんは…笑顔で迎えてくれるよね?
お父さんは、無理だろうけど。

「言っとけよ」

「はーい」

早速連絡しないとね。

【蓮琉さん、日程決まりました。12月19日になりましたよ。】

【了解。その日の朝、お前んち行くね 】

…あー、緊張だ。
まだ、少し先なのに今からやばいかも。

【そういえば、愛麗…兄貴に、家族とかそういう話されたんじゃないだろうな】

【何でですか?】

【いや、気になってたんだけどよ…帰り考え込んでたみたいだから。
俺は、良いと思う。あとは、お前次第】

【良いって言ったら…】

【その時はその時だ。いい報告が出来るんじゃねぇか?】

【うん。ありがとう、今日は寝るね】

…期待していいのかな
家族とかなるの?私達。出来たらいいね
まだ先の話だけれど。だってまだ高校生だよ、私((笑
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