恋愛成就

つぎの日、学校に行って早速…

｢紗姫！！｣

｢なに？｣

｢どうしよう…｣

…紗姫は、私に仕方ないよって言った
どういうことかわからない私は、

｢え？｣

｢だから、行ってきなさいよ。神社｣

｢行かないって言ってるじゃん！！｣

昌希くんは、私達の仲裁に入る

｢２人ともヒートアップし過ぎ。落ち着いて｣

話を聞いてもらうことにした私は
一から昌希くんに話し始めた。

｢その、佐久間っていう人はホントに好きなのかな｣

｢からかってるだけだと思う。｣

｢…確かめたら？｣

…昌希くんは、そう言うけど
行きたくないという気持ちが先走っている私が…いた。

｢俺がついて行ってやるから｣

｢…｣

｢あいちゃん、そんな顔すんなって。確認してくるだけだから｣

｢うん。｣

…え、ちょっと待って。
行くっていう方向になってませんか？
いや、行かないよ。絶対
何が何でも行きません！！

｢行くのは…来週の月曜日でいいかな｣

｢行くの？｣

｢もちろん、どうか確かめるだけだし。｣

…やだよ。
またあいつに会わなきゃならないわけ？
死んでも嫌だね。
チャラい男なんて…嫌だっ！