恋愛成就
第4章

甘え…on年末

「…年末から年始は会えない。ごめんな」

「神社は忙しいですもんね」

「俺は会いたいよ…どうし、よ…?あ!」

「ん?何ですか?」

まさか、いや考えないよねそんなこと。
私は嫌です

「お前も、働け!」

…やっぱり。巫女さんやれって事ですか。
んー、どうしましょう。
蓮琉さんの役には立ちたいですけど
…私としては、やりたくない。

「嫌です。とりあえず、初詣行きますから」

「絶対だよ。それと空くのは、4日以降だから」

「わかりました。」

…そんなに、会いたいと言ってくれる蓮琉さん可愛すぎ。

「…愛麗、遊びには来てよ?」

「何で、疑問系なんですか。行きますよ」

「じゃ、俺仕事頑張る」

…可愛い
年上だけどこういう時の蓮琉さん可愛い
紗桜さんは、気持ち悪いとか言ってたけど
こんな蓮琉さんだからこそ好きになれた

「いい加減仕事しなさいよ」

「えー、兄貴いるからいいじゃん」

「ぶっ飛ばすよ?」

「すいません、やります。」

ククッ…最高。蓮琉さん、面白い

「笑ってんなよ…愛麗!」

「面白いんです」

「こら、待てっ!」

追いかけてくる蓮琉さん…逃げる私
あ、そういえば
…前にもあった。あの時は本気で逃げてたけど
だって、怖かったし実際
あの時は、怖くないって言ったよ。何されるかわからないし…
だから、嘘を装う。仕方ないこと。
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