恋愛成就
第5章

自分の気持ち side蓮琉

愛麗が2年で付き合った。
二人の時間が沢山あった…でもね?
今は3年になってしまった…ということは
愛麗と会えないということだ。

「愛麗、俺我慢の限界なんだけど」

「…蓮琉さんから約束したんでしょ」

「したけどさぁ…触れたくてたまんない」

「変な事言わないでください」

いつだってあいつは…
大人びてて…俺なんかよりもよっぽど大人だ

「蓮琉さん、私も本当は会いたいですよ。
でも、我慢は必要だと思うんです。」

「んなことわかってる」

「卒業まで待つって言ってくれたのはすごく嬉しかった」

「…そんな風に言うな、会いたくなる」

俺は、お前に触れてないと俺のもんだって示しつかねぇんだよ。
子供っぽいかもしれねぇけど。
でもなぁ…好きで仕方なくなってるんだよ
お前に会うことが今の俺にとって最大の楽しみになってる。
ばかかもしれねぇけど。

「…蓮琉さん、明日」

「え?…明日?」

「…明日、楽しみにしててくださいね」
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