♡溺愛boy×鈍感girl♡
1人で感心していると、深刻そうな顔で先輩が私の名前を呼んだ。
「純恋ちゃん・・・。」
「なんですかっ?」
「あの・・この前は俺のせいで携帯壊しちゃって本当にごめんなさい!」
ばっ!と先輩が私に土下座をした。
「・・・!?いや、先輩は悪くないですよ!私の不注意です。というか顔を上げてください!!」
「そんなことないよ。俺がぶつかったんだもん。」
のっそりと顔を上げて、申し訳なさそうな顔をしながら私を見る先輩。