♡溺愛boy×鈍感girl♡
4章 手紙と先輩と。



朝です。今日も眠い・・・。


いつも通り風香と他愛のない話をしながら登校していた。


学校に着いて、靴箱を開けると白い封筒の手紙が1通、目に入った。
靴箱に手紙って・・・。用があるなら直接言ってくれればいいのに。


・・・名前は書いてないなぁ。



「え、なになにラブレター?これまた古典的ね!!」


きゃ〜!と風香が盛り上がる。


「ラブレターって。私がもらえるわけないよっ」


(この子、何回告白されれば自覚するのかしら・・・。)


「もう!すみれったらもっと警戒しないといつか食べられちゃうわよ!」


え、私は食べられないよ・・・。


首をかしげる私に、「〜っ。かわいいんだから!」と言う風香だった。



< 20 / 30 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop