♡溺愛boy×鈍感girl♡
階段を登り、屋上の前についた。
あれ?でも、屋上ってお昼の時しか会いてないんじゃなかったっけ・・・?
不審に思い、ゆっくりとドアを開けようとすると
あ、開いた・・・。
最初は少し戸惑ったけど、一歩外に出ると春の暖かい風がふわっと体を包み、ちょっとだけならいいかと思ってしまった。
誰もいないから、まだ来てないかな。
ーーー少しするとガチャ、と屋上の扉が開き見知らぬ男の人が立っていた。
心臓が嫌な音を立て、なんだか胸がざわざわとした。
嫌な記憶が一瞬頭をよぎったが、それ以上は強制的に思考をシャットダウンする。