ブレスフル クリスマス
ケンジさんには悪いと思ったけど
着信履歴を見て
イチバン上にある‘志穂’にリダイヤルする。
プルルルルル・・・プルルルルル・・・・・・
『はい』
あっ、出てくれた!
「私!そんなんよぅ言いません!!」
志穂さんが電話に出るなり
勢い込んでそう言った。
『そう・・・そうよね』
志穂さんは落ち着いた様子でつぶやく。
『いいわ、言うも言わないもアナタ次第だから・・・』
はぁ!?まだ言うか!この女!!
私のアタマに血が上ってるのをよそに
『ねぇ、アナタいくつ?』
なんの意味があるのか
全然関係のない質問をして来る。
「19・・・ですけど」
『謙司さんより6つ下なのね』
あの人、25歳なんか。
とか思ってる場合じゃない!!
「あのっ、とにかくそういうことは本人に・・・」
私がそう言いかけると
『ふふ、謙司さんってばロリコン趣味に走ったのかしら』
志穂さんが軽やかに笑いながら言った。
ぬぁーーにぃぃーー!!
6つ違いゆうても
ハタチと14やったらまだしも
私だってもうちょっとしたらハタチやのに
ロリコンとかゆうかぁ!?
って、そことちゃうやろ!
自分にツッコミを入れる。
この女、完全に私の話全然聞いてへん!!
ケンジさん!
こんな女、別れて正解やで!!!
「ケンジさんには私からゆうときますっ!!!」
そう言って
思いっきり強く電源ボタンを押した。
固定電話でなく
ガチャ切りできなかったことが
残念に思えた。
着信履歴を見て
イチバン上にある‘志穂’にリダイヤルする。
プルルルルル・・・プルルルルル・・・・・・
『はい』
あっ、出てくれた!
「私!そんなんよぅ言いません!!」
志穂さんが電話に出るなり
勢い込んでそう言った。
『そう・・・そうよね』
志穂さんは落ち着いた様子でつぶやく。
『いいわ、言うも言わないもアナタ次第だから・・・』
はぁ!?まだ言うか!この女!!
私のアタマに血が上ってるのをよそに
『ねぇ、アナタいくつ?』
なんの意味があるのか
全然関係のない質問をして来る。
「19・・・ですけど」
『謙司さんより6つ下なのね』
あの人、25歳なんか。
とか思ってる場合じゃない!!
「あのっ、とにかくそういうことは本人に・・・」
私がそう言いかけると
『ふふ、謙司さんってばロリコン趣味に走ったのかしら』
志穂さんが軽やかに笑いながら言った。
ぬぁーーにぃぃーー!!
6つ違いゆうても
ハタチと14やったらまだしも
私だってもうちょっとしたらハタチやのに
ロリコンとかゆうかぁ!?
って、そことちゃうやろ!
自分にツッコミを入れる。
この女、完全に私の話全然聞いてへん!!
ケンジさん!
こんな女、別れて正解やで!!!
「ケンジさんには私からゆうときますっ!!!」
そう言って
思いっきり強く電源ボタンを押した。
固定電話でなく
ガチャ切りできなかったことが
残念に思えた。