ブレスフル クリスマス
「こんな日にフラれたん?かわいそうやなぁ~」
ちゃかすつもりやったのに
「違う!」
聡の強めの語気とちょっと険しい表情に
思わずビクッ!としてしまう。
「オレが別れてくれゆうたんや」
「なんでよ?」
「やっぱり・・・オマエが好きなんやって気付いたから・・・・・・」
「はぁっ!?なに寝言ゆうてんねん!」
「寝言とちゃう!!絵梨と別れて、オマエのこと考えながら歩いてたら、オマエがおって・・・すぐに伝えなアカンと思た」
「ホ・・・ンマに?」
「わざわざウソなんか言いに来るか!あの時は悪かった!もう1回、オレと付き合ってくれ!」
コクってくれた時と同じ・・・
少し顔を赤らめて聡が言った。
「・・・うれしい!」
私もあの時と同じ
満面の笑みを見せる。
「透子・・・」
聡のホッとした笑顔を確認して・・・
「なんて・・・言うと思った?」
今度は一転、冷ややかな血が通っていないかのような表情で
そう言うと、聡が固まった。
「アンタ、私になにしたか忘れたん!?ようそんなことが言えるな!!人のもんになったと思ったら惜しくなった!?」
3ヶ月かかって、やっとさっぱり吹っ切れたのに
なんでまた今さらぶり返すんよ!
人の気持ちをなんやと思ってんねん!!
「アンタなんかにホレてたなんて、私の人生最大の汚点やわ!!」
さすがに言いすぎかと思ったけど
それくらいのことをされたし
利子だってついてんねん!
そう自分に言い聞かせる。
ちゃかすつもりやったのに
「違う!」
聡の強めの語気とちょっと険しい表情に
思わずビクッ!としてしまう。
「オレが別れてくれゆうたんや」
「なんでよ?」
「やっぱり・・・オマエが好きなんやって気付いたから・・・・・・」
「はぁっ!?なに寝言ゆうてんねん!」
「寝言とちゃう!!絵梨と別れて、オマエのこと考えながら歩いてたら、オマエがおって・・・すぐに伝えなアカンと思た」
「ホ・・・ンマに?」
「わざわざウソなんか言いに来るか!あの時は悪かった!もう1回、オレと付き合ってくれ!」
コクってくれた時と同じ・・・
少し顔を赤らめて聡が言った。
「・・・うれしい!」
私もあの時と同じ
満面の笑みを見せる。
「透子・・・」
聡のホッとした笑顔を確認して・・・
「なんて・・・言うと思った?」
今度は一転、冷ややかな血が通っていないかのような表情で
そう言うと、聡が固まった。
「アンタ、私になにしたか忘れたん!?ようそんなことが言えるな!!人のもんになったと思ったら惜しくなった!?」
3ヶ月かかって、やっとさっぱり吹っ切れたのに
なんでまた今さらぶり返すんよ!
人の気持ちをなんやと思ってんねん!!
「アンタなんかにホレてたなんて、私の人生最大の汚点やわ!!」
さすがに言いすぎかと思ったけど
それくらいのことをされたし
利子だってついてんねん!
そう自分に言い聞かせる。