抱えきれないほどの花束をあげよう!
楽しみと冷たさの間で
2年に進級して寮生活を始めてあっという間に2週間が過ぎていた。
慣れないといけないことに追われていたせいか、パソコンに落ち着いて向かうのは久しぶりだ。
しかも、前に触った備え付けのパソコンはメンテナンス理由で取り上げられてしまった。
そして今日の夕方やっと新しい備え付けパソコンがやってきたのだ。
「えっと・・・インターネットにつなげるまではすべてやってくれてるらしいから、このパソコンにユーザー登録することからやればいいのね。
はいできたっと。それで・・・えっ・・・?私にメールが3通来てる!
迷惑メールだったら嫌だなぁ。」
恐れながらも差出人名を見て敦美は驚いた。
「あっ、ラッキーさんからだわ。何だろう3通ともだわ。」
1通目・・・
「まだ、パソコンは使用不可なのかな。
君と話せないのは淋しいよ。」
2通目・・・
「もう学校は慣れた?
早く慣れて、俺にも話してくれる時間があることを祈るよ。」
3通目・・・
「もう2週間以上たつね。
もう俺は忘れられたんだろうか。
できればチャットで話したい・・・。」
(そうだった・・・チャットは新しいとこを教えてもらったんだった。
せっかくパソコンを使えるようになったんだから、ダメもとでいってみよう。)
敦美はラッキーに教えてもらったチャットに行ってみた。
そして、書き込んだ。
「ラッキーさん、おられますか?
ずっと音信不通になっててすみません。
パソコンが使えなくて、今日やっと使えるようになったんです。」
(何もない・・・そんなうまい具合につかまるわけないか。)
するとチャットの画面上に
ラッキー「いつまで待たせるつもりだったんだぁーーーー!もう忘れられてしまったんじゃないかって昨日から泣いてたんだぞぉ!!!」
ジョディ「うそ。そんな感じしないよ。」
ラッキー「でもさびしかったよ。」
ジョディ「ごめんなさい。学校でマネージャーみたいな役職になったり、寮の役になったり、ほんとに大変だったの。
いちばん困るのが、パソコンが今日までなかったことなんだけどね。
ほんとにごめんなさい。」
ラッキー「そういうことならしょうがないね。許してあげよう!
俺は心が広いからね。
ところでさ、新しいクラスとかどう?先生はいい先生かい?」
ジョディ「風紀担当の美術教師・・・っていうんだけど、わけわかんないの。
生徒には頭髪も服装もきびしいんだけど、自分は長髪で顔もよくわかんなくて。
なんか、昔事故にあっておでこに傷があったりして、普通に顔を見せられないんだって。
でもおかしいの。」
ラッキー「何がおかしいの?」
ジョディ「外に出るときに風が吹いたことがあってね、顔にかかってた髪の毛が浮いたときがあって。
そしたら、目だつ大きな傷もなかったし、目もつぶれてなんかいなくて、片方しか見てないけれど、とてもはっきりしてきつい感じだったけれど、きれいな目をしていたわ。」
ラッキー「君の言うきれいな目ってどんなの?」
慣れないといけないことに追われていたせいか、パソコンに落ち着いて向かうのは久しぶりだ。
しかも、前に触った備え付けのパソコンはメンテナンス理由で取り上げられてしまった。
そして今日の夕方やっと新しい備え付けパソコンがやってきたのだ。
「えっと・・・インターネットにつなげるまではすべてやってくれてるらしいから、このパソコンにユーザー登録することからやればいいのね。
はいできたっと。それで・・・えっ・・・?私にメールが3通来てる!
迷惑メールだったら嫌だなぁ。」
恐れながらも差出人名を見て敦美は驚いた。
「あっ、ラッキーさんからだわ。何だろう3通ともだわ。」
1通目・・・
「まだ、パソコンは使用不可なのかな。
君と話せないのは淋しいよ。」
2通目・・・
「もう学校は慣れた?
早く慣れて、俺にも話してくれる時間があることを祈るよ。」
3通目・・・
「もう2週間以上たつね。
もう俺は忘れられたんだろうか。
できればチャットで話したい・・・。」
(そうだった・・・チャットは新しいとこを教えてもらったんだった。
せっかくパソコンを使えるようになったんだから、ダメもとでいってみよう。)
敦美はラッキーに教えてもらったチャットに行ってみた。
そして、書き込んだ。
「ラッキーさん、おられますか?
ずっと音信不通になっててすみません。
パソコンが使えなくて、今日やっと使えるようになったんです。」
(何もない・・・そんなうまい具合につかまるわけないか。)
するとチャットの画面上に
ラッキー「いつまで待たせるつもりだったんだぁーーーー!もう忘れられてしまったんじゃないかって昨日から泣いてたんだぞぉ!!!」
ジョディ「うそ。そんな感じしないよ。」
ラッキー「でもさびしかったよ。」
ジョディ「ごめんなさい。学校でマネージャーみたいな役職になったり、寮の役になったり、ほんとに大変だったの。
いちばん困るのが、パソコンが今日までなかったことなんだけどね。
ほんとにごめんなさい。」
ラッキー「そういうことならしょうがないね。許してあげよう!
俺は心が広いからね。
ところでさ、新しいクラスとかどう?先生はいい先生かい?」
ジョディ「風紀担当の美術教師・・・っていうんだけど、わけわかんないの。
生徒には頭髪も服装もきびしいんだけど、自分は長髪で顔もよくわかんなくて。
なんか、昔事故にあっておでこに傷があったりして、普通に顔を見せられないんだって。
でもおかしいの。」
ラッキー「何がおかしいの?」
ジョディ「外に出るときに風が吹いたことがあってね、顔にかかってた髪の毛が浮いたときがあって。
そしたら、目だつ大きな傷もなかったし、目もつぶれてなんかいなくて、片方しか見てないけれど、とてもはっきりしてきつい感じだったけれど、きれいな目をしていたわ。」
ラッキー「君の言うきれいな目ってどんなの?」