抱えきれないほどの花束をあげよう!
享祐は合田夏輝の店へと出向いた。
とにかく事実関係を明らかにしなくては・・・と。
店に着いた享祐は、店頭へは行かず、事務所の方へとまわってみた。
すると夏輝と武藤瑠衣子の会話が聞こえてきた。
「ほんとに怖いなぁ・・・瑠衣子さんは。
兄貴だけじゃなくて、七橋享祐まで破滅に向かわせるとはね。」
「べつにそうさせたくてしてるわけじゃないわ。
私は財産を作るほどがんばった人が好きなのよ。
好きになってみたら、どこにも行けないほど貧乏だったら困るでしょ。」
「まぁね。しかし、兄貴の婚約者までいっておきながら、最後に化けの皮が剥がれて本社を追い出されるっていうのもねぇ。
残念だったよね。」
「そういうことをさらっと口にするあんたは、さすがプレイボーイね。
あんたが財産を取られるだけだってちくったくせに。」
「あ、そうだっけ?俺は金目当ての女って個人的に付き合えない人だから、ついね。
実の兄がたぶらかされるのをじっと見てはいられないんだよ。
女狐はふさわしい生き方があるだろう?」
「ふん!お金持ちはまだまだいるから、あきらめないわよ。
次はそうねぇ・・・幼なじみの恋ってことで七橋享祐がステキかなぁ。
前より、優しさがすごく増していて、とてもステキな男になったわ。」
「彼には現役女子高生の彼女がいるよ。」
「そんなのどうったことないわよ。
財産やお金の苦労もわからないネンネちゃんは失恋してもらって、大人になれば強くなるわ。」
「かわいそうに・・・。女狐に狙われてしまったとは。
まぁ、それじゃ傷ついた彼女は、俺が慰めてあげないとね。」
(なっ・・・なんてやつらだ。とにかく、敦美に謝らなければ・・・。)
享祐は探偵を雇って、敦美の居所をつきとめることにした。
居所はすぐにわかったが、厄介なこともわかってしまった。
敦美は冬弥の仕事仲間が経営しているペンションでアルバイトしながら生活しているらしいのだが、泊り客の大学生とキスしていたという事実も享祐に報告された。
(ぬぁ・・・んということだ。やっぱり、言いよってくる男がいた。
しかも、キスまで・・・どういうことなんだ。)
ちょうどそのころ、敦美は冬弥のスタッフが経営しているペンションで下働きの手伝いをして、掃除、洗濯、食器洗いなどこなしていた。
そしてそのペンションではちょうど、夏合宿にきている鷹野羽大学男子テニス部のメンバーがいた。
「敦美ちゃ~ん、飯の時間はまだぁ!!」
「あ~お腹ペコペコだよぉ。死にそう・・・」
「キャプテンやレギュラーメンバーの先輩たちの練習ってハンパないよなぁ。」
「もう、グチばかりじゃだめですよ。
キャプテンも先輩たちも皆さんのために、余計に時間を割いて、まだご自分の練習をされているんですからね。」
「まぁ・・・そうだけどさ。きついもんはきついんだって・・・。もうだめだぁ。」
とにかく事実関係を明らかにしなくては・・・と。
店に着いた享祐は、店頭へは行かず、事務所の方へとまわってみた。
すると夏輝と武藤瑠衣子の会話が聞こえてきた。
「ほんとに怖いなぁ・・・瑠衣子さんは。
兄貴だけじゃなくて、七橋享祐まで破滅に向かわせるとはね。」
「べつにそうさせたくてしてるわけじゃないわ。
私は財産を作るほどがんばった人が好きなのよ。
好きになってみたら、どこにも行けないほど貧乏だったら困るでしょ。」
「まぁね。しかし、兄貴の婚約者までいっておきながら、最後に化けの皮が剥がれて本社を追い出されるっていうのもねぇ。
残念だったよね。」
「そういうことをさらっと口にするあんたは、さすがプレイボーイね。
あんたが財産を取られるだけだってちくったくせに。」
「あ、そうだっけ?俺は金目当ての女って個人的に付き合えない人だから、ついね。
実の兄がたぶらかされるのをじっと見てはいられないんだよ。
女狐はふさわしい生き方があるだろう?」
「ふん!お金持ちはまだまだいるから、あきらめないわよ。
次はそうねぇ・・・幼なじみの恋ってことで七橋享祐がステキかなぁ。
前より、優しさがすごく増していて、とてもステキな男になったわ。」
「彼には現役女子高生の彼女がいるよ。」
「そんなのどうったことないわよ。
財産やお金の苦労もわからないネンネちゃんは失恋してもらって、大人になれば強くなるわ。」
「かわいそうに・・・。女狐に狙われてしまったとは。
まぁ、それじゃ傷ついた彼女は、俺が慰めてあげないとね。」
(なっ・・・なんてやつらだ。とにかく、敦美に謝らなければ・・・。)
享祐は探偵を雇って、敦美の居所をつきとめることにした。
居所はすぐにわかったが、厄介なこともわかってしまった。
敦美は冬弥の仕事仲間が経営しているペンションでアルバイトしながら生活しているらしいのだが、泊り客の大学生とキスしていたという事実も享祐に報告された。
(ぬぁ・・・んということだ。やっぱり、言いよってくる男がいた。
しかも、キスまで・・・どういうことなんだ。)
ちょうどそのころ、敦美は冬弥のスタッフが経営しているペンションで下働きの手伝いをして、掃除、洗濯、食器洗いなどこなしていた。
そしてそのペンションではちょうど、夏合宿にきている鷹野羽大学男子テニス部のメンバーがいた。
「敦美ちゃ~ん、飯の時間はまだぁ!!」
「あ~お腹ペコペコだよぉ。死にそう・・・」
「キャプテンやレギュラーメンバーの先輩たちの練習ってハンパないよなぁ。」
「もう、グチばかりじゃだめですよ。
キャプテンも先輩たちも皆さんのために、余計に時間を割いて、まだご自分の練習をされているんですからね。」
「まぁ・・・そうだけどさ。きついもんはきついんだって・・・。もうだめだぁ。」