抱えきれないほどの花束をあげよう!
敦美は少しふくれっ面をしていた。
早く迎えにきてくれるわけでもなく、謝ってすぐに訂正もしてくれなかった・・・。
そんな思いがいっぱいだった。
「どうして俺が夜しか電話しなかったと思う?」
「いろいろお仕事で忙しかったんでしょう?
盗聴器を仕掛けて、私がさっきみたいに襲われそうになったらそれを理由に切ってしまうんだわ。」
「盗聴器はやりすぎだったが、俺は君を自分から付き合いをやめる気はない。
そもそも・・・俺がせまったはずだから。
前から、今だって別れることなんて考えちゃいないし。」
「じゃ、どうして私に幼なじみとか彼女とか見せびらかして何も否定もしないで、ベタベタしたり、子どもの様子をきくみたいに夜の終わりになって何してた?ってだけ電話してくるの?」
「わからないか?」
「わからないもん!」
「そうか。品行方正な女子高生にはわからないんだな。
それじゃ答えを今教えてあげるよ。
教えてあげないと、俺の方が仕事に集中できないどころか狂ってしまいそうだ。」
「えっ!?」
次の瞬間、敦美には何が起こったのかわからないくらいすばやくエプロンや服が脱がされて畳の部屋に押し倒された。
「あ・・・だ、め」
敦美の左の乳首にしびれたような感覚が伝わってだんだん軽い痛みとなっていく。
三郷を押し返したように抵抗すらできない。
声をあげようとしても、黙ったまま享祐は敦美の身に着けているものを次々はぎとってとうとう全裸にされてしまったのだった。
敦美は少し涙ぐんだ目をして享祐の顔を見た。
とても真剣な顔をして下腹部を愛撫している。
「いやぁ、やめ・・て。」
敦美が小さな声で叫ぶと、やっと我にかえった様子で享祐は敦美の涙を指で拭う。
「会ったらこうなってしまうのがわかっていたから。
敦美は高校をみんなと同じように卒業したいって言ってただろう?
そのためには、俺が我慢するしかない・・・会ったら君がほしくなる。
けど、会わないでいて君の気を引きたくて他の女性を拒まないでいたら、君は去ってしまって。
大学生なんかに取られるところだったなんて・・・悔しいやら、情けないやらで。
ごめん・・・。
こんなことなら正直に言って離れていればよかった。
今も敦美を泣かせてる。」
「享祐さん、落ち込まないで。
私のせいでそんなに苦しめてたなんてぜんぜん知らなくて。
恋愛経験ないから、想像もつかなくて・・・私、嫌われたんだとばかり思ってて。
あの・・・このままっていうのも何なので、教えてください。」
「えっ?」
「抱いてください。」
「いいのか?みんなと同じように卒業できないかもしれないぞ。」
「お腹がおっきくなっても卒業はできるでしょ。
でも、条件つけてもいい?」
「なんだ?」
「明日、奥さんにしてください。」
「な、なんだそんなこと・・・えっ!いいのか?
ご両親にもまだ挨拶してないのに。
ん・・・わかった、明日挨拶と詳しく話をしてから入籍しよう。
だけど、ほんとにいいのかい。
君がいっしょにここを出てくれれば、卒業まで別々に暮らすという手もあるぞ。」
「忘れるために別々に暮らすのでないなら、意味がないわ。
それに離れて暮らしてみてわかったけど、相手を思いながら近寄れないなんて別れちゃったも同じだもん。」
早く迎えにきてくれるわけでもなく、謝ってすぐに訂正もしてくれなかった・・・。
そんな思いがいっぱいだった。
「どうして俺が夜しか電話しなかったと思う?」
「いろいろお仕事で忙しかったんでしょう?
盗聴器を仕掛けて、私がさっきみたいに襲われそうになったらそれを理由に切ってしまうんだわ。」
「盗聴器はやりすぎだったが、俺は君を自分から付き合いをやめる気はない。
そもそも・・・俺がせまったはずだから。
前から、今だって別れることなんて考えちゃいないし。」
「じゃ、どうして私に幼なじみとか彼女とか見せびらかして何も否定もしないで、ベタベタしたり、子どもの様子をきくみたいに夜の終わりになって何してた?ってだけ電話してくるの?」
「わからないか?」
「わからないもん!」
「そうか。品行方正な女子高生にはわからないんだな。
それじゃ答えを今教えてあげるよ。
教えてあげないと、俺の方が仕事に集中できないどころか狂ってしまいそうだ。」
「えっ!?」
次の瞬間、敦美には何が起こったのかわからないくらいすばやくエプロンや服が脱がされて畳の部屋に押し倒された。
「あ・・・だ、め」
敦美の左の乳首にしびれたような感覚が伝わってだんだん軽い痛みとなっていく。
三郷を押し返したように抵抗すらできない。
声をあげようとしても、黙ったまま享祐は敦美の身に着けているものを次々はぎとってとうとう全裸にされてしまったのだった。
敦美は少し涙ぐんだ目をして享祐の顔を見た。
とても真剣な顔をして下腹部を愛撫している。
「いやぁ、やめ・・て。」
敦美が小さな声で叫ぶと、やっと我にかえった様子で享祐は敦美の涙を指で拭う。
「会ったらこうなってしまうのがわかっていたから。
敦美は高校をみんなと同じように卒業したいって言ってただろう?
そのためには、俺が我慢するしかない・・・会ったら君がほしくなる。
けど、会わないでいて君の気を引きたくて他の女性を拒まないでいたら、君は去ってしまって。
大学生なんかに取られるところだったなんて・・・悔しいやら、情けないやらで。
ごめん・・・。
こんなことなら正直に言って離れていればよかった。
今も敦美を泣かせてる。」
「享祐さん、落ち込まないで。
私のせいでそんなに苦しめてたなんてぜんぜん知らなくて。
恋愛経験ないから、想像もつかなくて・・・私、嫌われたんだとばかり思ってて。
あの・・・このままっていうのも何なので、教えてください。」
「えっ?」
「抱いてください。」
「いいのか?みんなと同じように卒業できないかもしれないぞ。」
「お腹がおっきくなっても卒業はできるでしょ。
でも、条件つけてもいい?」
「なんだ?」
「明日、奥さんにしてください。」
「な、なんだそんなこと・・・えっ!いいのか?
ご両親にもまだ挨拶してないのに。
ん・・・わかった、明日挨拶と詳しく話をしてから入籍しよう。
だけど、ほんとにいいのかい。
君がいっしょにここを出てくれれば、卒業まで別々に暮らすという手もあるぞ。」
「忘れるために別々に暮らすのでないなら、意味がないわ。
それに離れて暮らしてみてわかったけど、相手を思いながら近寄れないなんて別れちゃったも同じだもん。」