ぼくらの夏休み
「絢さん、俺はコーラください」

「あぁ〜、僕も〜」

「俺はアイスカフェオレちょうだい」

三人で一斉に注文をした。
しかし、絢さんはすべてを聞き取ったらしく


「はいはい、わかりました〜」


と言ってカウンターの奥で準備をしてきた。

いま、この店には俺達三人しかいなかった。
って言っても隠れた店だから高校生はあまりこない店だった。
俺達のたまり場と言ったらここだった。
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