ぼくらの夏休み
「行くに決まってるじゃない」

やはり言うと思った…

「その前に昼食べて行った方が良くないか?カラオケの食べ物って高いじゃん。私が美味しいの作ってやるよ」

そう言ってみんなが飲み終わったグラスを持ってまたカウンターへ向かった。

「んじゃ、その間パソコンを借りてもいいですか?」

「いいよいいよー」

俺は店の奥にある階段を登って絢さんの部屋に向かった。

パッショーネは喫茶店けん絢さんの家でもあった。
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