ぼくらの夏休み
部屋に向かった。
俺の部屋は六畳半くらいでそこそこ広い。
のだが、机やベットで場所をとって人が座れるところなんて全然なかった。

絢さんはベットへ
俺は机の椅子へ
良太は床に座った。

「なんか想像してたのと違うねー。良太が持ってそうなフィギュアとかないし。全然オタクじゃないじゃん!」

「いやいや、パソコンの中にはいろんなものが入ってるはずだ!だから電源付けろ!」

そう言って良太がパソコンを指差した。

「なんもないって」

と、言いながらパソコンの電源を付けた。
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