ぼくらの夏休み
ゼミまでは自転車で15分くらいだった。

「暑い!夏だからか…」

俺は駐輪場に自転車を止めて建物に入った。
中は冷房が効いてて涼しかった。

教室には他校の生徒もいた。
でも、受講生は少なくて30人くらいの集まりだ。
知ってるやつはいないから1番後ろの席に座って始まるのを待っていた。

すると後ろから

「小山内くん」

と、声をかけられた。
後ろをみると椿ちゃんがいた。
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